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お寺での供養とは?意味や種類について解説
2026.05.21
常日頃からお仏壇やお墓に手を合わせている方でも、「供養」と言われると、首を傾げることがあるかもしれません。
お寺の供養とはどのような意味なのでしょう。
供養にも種類がありますが、具体的にどのような種類、意味があるのでしょうか。
今回はお寺の供養の意味や種類についてご紹介します。
お寺での供養とは?意味は?
お寺の供養とは、「ご家族や僧侶が、亡くなった方やお先祖様のご冥福を祈り感謝の気持ちを捧げること」です。
具体的にやるべきことが決められているわけではありませんが、亡くなった方への安らかな眠りを願うこと全般が供養になります。
たとえば亡くなったご家族のお仏壇の前で毎朝手を合わせていたとします。
これも供養です。
この他にお葬式や法事で、僧侶にお経をあげてもらうことなども供養になります。
供養は非常に広い意味で使われている言葉です。
近年では人に対してだけでなく、亡くなった愛犬や愛猫などのペットを想って供養する方も増えています。
動物も大切な家族と考えて供養する方は少なくありません。
また、愛用していた針などの道具に対して供養する風習は昔からありました。
いわゆる針供養です。
趣味で大切にしていた人形を供養することもあります。
こちらは人形供養と呼ばれます。
人間に対してだけでなく、動物や道具、趣味の物(人形)、愛着のある物の感謝を想って行うこと。
これが供養です。
供養の種類とは?何をすればいいの?
供養には大きく分けて3つの種類があります。
・利供養(りくよう)
利供養とは「物による供養のこと」です。
お墓や仏壇に食べ物や花、お線香など物をお供えするのが利供養になります。
ご家族を亡くされた方の中には「命日に好物の料理やお菓子を仏壇に供える」という方もいらっしゃいます。
これも利供養の一種です。
・敬供養(きょうくよう)
敬供養とは「お経を唱えたり、仏像に手を合わせたりする供養のこと」です。
法事や葬儀の際にお寺僧侶が読経するのもこの敬供養になります。
敬供養には個人を偲ぶことも含まれますので、ご家族や友人、親族で亡くなった方の楽しい思い出を語り合うことも敬供養です。
亡くなった方を偲び敬うこと全般が敬供養になります。
・行供養(ぎょうくよう)
行供養とは「生きている方が善行(善い行い)を積むこと」です。
人は生きている中で自然に善い行いをすることがあります。
道に落ちているゴミを拾い。
他者に優しくする。
困っている人のお悩みを聞いて励ます。
だれかが幸せであれと願う。
このようにさまざまな善い行いをしていると、自然と亡くなった方の供養に繋がると言われています。
ご家族や友人、親族がより善く生きることで亡くなった方の供養に繋がるわけです。
また、自分自身の供養にもなるといわれ「生前供養」ともいわれます。自分自身が亡くなった後、供養してもらえる身内がいない場合、この「生前供養」をしておくと良いとされています。
より善く生きること。善い行いをすること。
これが行供養です。
お寺での供養について|最後に
供養は現在かなり広い意味で使われていますので、「何をすればいいのかよく分からない」という方もいらっしゃいます。
また、お仏壇やお墓が初めてで、やはり「供養に悩んでいる」という方もいらっしゃることでしょう。
供養には「絶対にこれをしなければならない」という厳格なルールはありません。
分からないことがあればお寺に尋ねるのも方法のひとつですし、地域、宗派によっても違いがあるのを覚えておきましょう。
ご自身が、ご縁があると思うお寺さんに相談してみると安心できますよ。
成田山函館別院函館寺は、ご詠歌講習会や各種法要なども行っていますので、Instagram、Facebookなどで情報発信しております。
寺院巡りやご旅行時に足を運ぶ機会があれば、ぜひご参拝いただければと思います。
南無大日大聖不動明王 合 掌
